** Topic 2012年 2月**

 

●第20回 小動物歯科研究会症例検討会


 1年に1回、この時期に開催されている小動物歯科研究会症例検討会に、今年も参加させていただきました。

昨年同様、横浜での開催となりました。

今年は、

「犬の下顎に起きる外歯瘻の細菌学的考察」

と題し、大学病院にて研修を行った際、遭遇した3症例について症例報告をさせていただきました。

 「外歯瘻」、専門的歯科用語ですが、さまざまな状況で、歯の根に炎症が生じ、その結果、生じた膿が、?または頚部などの皮膚に瘻管を形成して出てくる病態を言います。皮膚病変から、皮膚病や腫瘍として治療がされてしまうケースも多く、適切な検査による診断が必要となります。

昨今では、歯の感染が原因として起こる様々な病気を「歯原性感染症」として、広く認知し、重要視する傾向にあるように思われます。ヒト歯科においては、随分以前から、知られていることでありますが、獣医歯科においては、その病態が、複雑かつ報告も少ないことから、まだ、わからないことが多々あります。

動物が、ヒトと一緒に生活し、かつ寿命が延びていることからも、これら歯科医療が不可欠なってくることでしょう。

そのお手伝いができればと、精進して参りたいと思います。



 





少々、堅苦しいお話でしたでしょうかね>>>>