** Topic 2011年 10月**

 

●無麻酔での歯石除去について


 
 飼っているペットの歯石や歯垢を取ってあげたい!

でも、麻酔が心配!!

「麻酔をかけないで、歯石を取ってくれませんか?」と、よく問い合わせがあります。



本来の歯石除去の目的は、歯垢歯石の付着によって起こる歯周病の予防にあります。そのためには、見える歯垢歯石の除去に加え、歯肉縁下の歯垢や歯周ポケットの清浄を行わなくてはいけません。また、再付着を予防するために、歯面を研磨する必要もあります。また、除去処置には、超音波スケーラーやハンドスケーラといった先の尖った金属を使いますし、十分に水などで洗い流す必要もあります。

すべての処置を行うには、状況がわからない動物たちが、じっと動かないでいることは、どんなに、おとなしいペットでも、難しいことでしょう。

昨今では、無作為に行われた歯石除去の処置により、歯牙や歯周組織を痛めてしまったり、また、施行中の事故等の問題が報告されています。

歯垢歯石の除去処置は、安全な麻酔下で、きちっとした形で行われるべき、予防処置です。

また、無麻酔下での歯石除去については、小動物歯科研究会のHPにおいても、詳しく説明されておりますので、ぜひ、参考にしていただけたらと思います。



小動物歯科研究会アドレス

http://sa-dentalsociety.com/