** Topic 2011年 2月**

 

●口が臭い!


 
 











 
 犬や猫の口は、年齢とともに、臭いが気になってくることがあります。内臓疾患など、様々な原因でも口臭が出てきますが、もちろんお口の汚れでも、臭いが出てきます。

  歯のお手入れがうまくできていない場合は、歯に歯垢や歯石が付着して、歯周病にな
り、口臭がひどくなることが多いです。しかし、ときどき、『歯は、そんなに汚れて
いないのに、とっても口が臭い!!!』、なんてことが、あります。

 写真の犬も、すごく口が臭う!と来院しました。全体的に歯石の付着程度はひどくありませんが、奥歯(右側上顎第4前臼歯)の歯肉付近に、膿のようなものが見られます。白濁したべとべとのりのようなものです。これが、口の中の臭いの正体です。このような付着物が見られる歯の場合、歯肉付近よりも、むしろ歯根のほうに、歯周病をおこす細菌が炎症を起こしている場合が多く、治療には、歯科用レントゲンなどの画像診断をきちっと行ったうえで、歯周治療が必要になります。



 愛犬も愛猫も、ときどき奥のほうまで、お口をよーくのぞいてみましょう。

 また、合わせてクンクン臭いをかいでみましょう!

 臭いが気になったら、お口のケアーが必要な時です。

 臭いは、お口の健康チェックのよいバロメーターになると思います。