** Topic 2010年 5月**

 

●歯の検査2~レントゲン検査


  歯の診察は、いくつかの項目があります。

当院では、まず問診の上、口腔内の肉眼的審査を行います。

痛んだ歯は、多くの場合、歯質に異常があり、変色したり、動揺(ぐらぐら)したり、欠けていたり、しており、同時に歯肉や口腔粘膜に炎症が見られます。

口腔内の診査で明らかな異常は、同時に、見えない歯の根(歯根)や歯槽骨、また周辺組織への影響も知る必要があります。

そこで、レントゲン検査が大変有用となります。

ヒトの歯のレントゲン検査は、多くの方が経験されていると思いますが、口に入れてみると意外と大きなレントゲンフィルムを口の中で固定し、少々じっとして、レントゲン撮影が行われることが多いと思います。

動物の歯のレントゲン撮影は、ヒト以上に大変です。わけのわからない硬いものを口に入れられて、動物たちがじっとしていることはとても無理です!

そこで、まず、頭部全体のレントゲンを撮ります(多くの場合、3方向から角度を変えて)。口を開けての撮影ではないので、比較的じっとしてくれますので、検査ができます。こうして、撮影された写真からは、歯周病の程度の診断、および局所的な歯槽骨や周辺組織の炎症、歯牙の破折、乳歯から永久歯への生え換わりの確認など。さまざまな情報を得ることができます。それにより、治療計画を立てることができます。

歯の治療は、多くの場合、全身麻酔を施し、行いますので、より詳細な精査は、この時デンタルフィルムにて、再度レントゲン撮影を行い、確認をします。


















写真は上顎第4前臼歯の歯根周囲に見られた骨吸収像です(根尖周囲病巣)。