** Topic 2010年 2月**

 
●日本小動物歯科研究会(第18回症例検討会)へ参加


 過日2月14日に新宿、京王プラザホテルにて、日本小動物歯科研究会の症例検討会が行われ、参加させていただきました。毎年、年に1度催される検討会ですが、全国よりたくさんの先生方が集まっていらっしゃいます。

歯周炎、歯周病、口内炎、口腔内の腫瘍などの症例や、基礎研究、検査方法についてなど、さまざまな内容でした。

全国各地で、たくさんの獣医が熱心に勉強され、動物たちにもヒトと同じような歯科治療を!と努力されていることに感銘を受けました。



わたくしことと言えば、今年は、日本大学動物病院での研修症例の中から、

『慢性の呼吸器症状を伴うPseudomonasu aeruginosa(緑膿菌)感染の歯周病について』

という演題で、参加させていただきました。

何カ月、何年と、くしゃみ、鼻水、鼻血などの症状がみられ、一次診療の病院にて内科療法(抗生物質や消炎剤、抗ヒスタミン剤などの内服など)を受けても完治しない症例で、大学病院での検査の結果、歯の炎症が鼻腔に及んでいたことがわかり、歯科治療により、治癒した歯周病患者の内容です。Pseudomonasu aeruginosa(緑膿菌)という細菌は、多剤耐性細菌として知られ、抗生物質が効かないことが多くあり、ヒトにおいても十分注意が必要とされています。感染したペットから、ヒトへの感染も十分考えられます。比較的重度の歯周病のペットで感染が認められます。

口の中の炎症が、そこにとどまらず、さまざまな影響を与えるということ、また、口の中の清浄は大変重要であること。多くの人に、伝わればと思います。

大事なペットのホームケアー!!

ぜひ、始めましょう!継続は力なり!!(?)