歯の検査
『歯肉が腫れている、血が出てる』、『歯が折れた』、『口が臭い』、『ご飯を食べない』、などなど。
さまざまな症状で来院されます。
歯の診察では、いくつかの検査がされます。
まずは、口腔内の状態の確認。
・歯の状態(数、色、歯石の付着程度など)
・歯肉の状態(色、腫れ、出血など)
他に、痛みがあるかなどの確認がおもになります。
次に、レントゲン検査。歯肉に隠れている歯槽骨や顎骨、歯の根の部分の評価が必要な時に行います。また、歯が欠けている場合や猫の歯頸部吸収病巣などの歯質に部分的な欠損がある場合、その歯を保存できるかの診断にも大変有用です。
もうひとつ、プロービング検査を行います。多くの場合は、歯科処置を行うとき麻酔をかけた状態で行います。歯を支える組織(歯周組織)の診査です。『歯周ポケット』は、テレビCMなどでもよくつかわれるのでよく聞かれることとおもいますが、歯周ポケットを測る検査が、プロービング検査です。
健康な歯周ポケットの深さは、1~3mmです。歯周炎などにより、炎症が起きるとその程度により深くなります。
細かい診査と、早期治療で歯を失わずにいつまでも健康なお口を保つことができます。
